新築住宅(マンション、戸建て住宅)への引越し準備は、約2年間の期間が対象に!

当サイトでは、新築住宅(マンション、戸建て住宅)への引越し準備をテーマとして、関連情報をご紹介 しています。一般的には引越し準備というと、「引越しまでの数ヶ月間」程度の期間が対象と考えられている かもしれませんが、新築住宅(マンション、戸建て住宅)への引越しを考えたときには、「住宅購入から引越しを経て、 引越し後一年間」を含めた期間が引越し期間の対象となるものと捉えています。実際に安定感のある居住環境と なるには、人が住まい始めてから一年間くらいの月日が必要となるからです。

不安定な状態の新居(新しい居住空間)を安定的な状態へと誘っていくのも大切な引越し準備のひとつと考えているのです。 「引越ししたら、それで全て完了」というわけではないんですね。”引越し”という出来事は、単なる「不動産関連要素」だけ 収まるものではありません。「建築・住宅環境」「自然環境」「健康」「人付き合い」「地域性」「運気」など 多種多様な要素と深い関わりを持った出来事なのです。それだけに、引越しに関連した注意点・課題や心がけておきたい要素 なども実に多様性に富んでいます。

ここでは、私が建築士として体験を積み重ねる中で知り得てきた情報を中心として、引越し準備期間を大まかに3つの期間に 分類(住宅内覧会から引渡しまでの期間、引渡しから引越しまでの期間、引越しから新生活一年後までの期間)。それぞれの時期に おいて、知っておきたい課題・注意点や心がけておきたい要素などをご紹介していきたいと思っています。

モバイル(スマホ)で閲覧されている方は、こちら 建築士が語る「新築住宅の購入&新生活」ポイント! (スマホ対応のWORDPRESS版サイト)のほうが見やすいかもしれませんので、共にご参照して いただければ幸いです。

「新築住宅(戸建て・マンション)内覧会」から「引き渡し」過程における各種情報。引越し前の最重要過程!!

近年、新築マンションは当然のことながら、新築建売戸建て住宅においても、「建築前販売」が多くなってきました。 実際の住宅・建物を見ることなく、まずは「住宅購入仮手続き」をすることとなります。その後、建物工事完了とともに 「住宅内覧会」を経て「住宅引渡し」を行った後に「引越し(入居)」を迎えることになります。

建築士としての体験を通じて感じるのは・・「引越し」は重視しているけれども、 「内覧会」から「引渡し」に関しては、あまり意識していないという人も案外多いということ。
でも、本当は引越し以上に新生活を良きものとするために重要となるのが「内覧会から引渡し」までの要素だったりします。 住宅内覧会を単なる見学会としてしまっては実にもったいない話なんですよね。 ここでは、引越し前期間(内覧会〜引渡し)の参考となる話・心がけて起きたい要素などをご紹介していきたいと 思います。


「引渡し」から「引越し」過程における各種情報。引越し前の住宅管理も大切な要素に!!

新居への引越し準備というものは、基本的には「住宅引渡し」を迎える前から始まるものです。 まずは、「引越しスケジュール(日程)」を大まかにでも設定することから始まります。

そして引越しスケジュールに沿って「引越し業者選定」「引越し予算の把握」を行い、その後 段階的に「荷物整理」を進めながら、引越し当日を迎えることとなるわけですが、実はこれらの引越し作業 の他にも引越し計画に含めておかなければいけない要素が多々あるもの。

「新居のインテリア計画」「マンション管理組合規約の把握」「ご近所へのご挨拶計画」 「引渡し以降の住宅管理」などここでは、主に「引越し業者選定」から「住宅引渡し」「お引越し」までの 期間の各種尾役立ち情報をご紹介していきたいと思っています。


「引越し」から「一年後」過程における各種情報。引越し後に心がけておかなければいけない要素!!

生活用品の引越しを終えれば、無事一区切り。新生活スタートとなるわけですが、新築住宅(戸建て、マンション) への住み替え作業はまだ終わりではありません。新築住宅というのは、いままで人が住んでいない完成したばかり の空間。まだ「人が住むのに最適な状態」とはなっていないのです。

人が生活し始めると、新居空間の気温・湿度環境が急激に変化。気温・湿度環境が安定するまでには一定の時間 を要することに。同時に、居室内環境の変化は住宅要素(床・壁・天井・建材)にもかならず影響を 与えることとなります。住宅要素の変化が起きて、不具合へと繋がっていくことも少なからずあるもの。 入居後一年間程度は、安定的な生活環境への移行期間となるのです。


住宅を選ぶ!!賢く良き住宅を見極めるポイント。

日本人は他の諸外国と比較して住宅・土地(不動産)に対する所有の意識(価値観)が 高い国民と言われています。都心生活者にとっては、住宅を購入することが人生の大目標 のひとつとなり、農村部などの田舎生活者は、先祖代々伝わっている土地家屋を手放さない ことが重要視されてきました。

しかし、近年「社会環境の変化(経済的な仕組み、雇用形態など)」「自然環境の変化(地震、津波 、火山などの自然災害への意識拡大など)」が生じる中、住宅・土地(不動産)に対する価値観は 大きく変化してきています。田舎地域においては、住宅・土地を手放さないことが、過疎化を 促進させる要因となっていたり、都心部においては、住宅・土地を取得することが自然災害に対して 大きなリスクとなることが実感されるようになってきたからです。 これからの時代は益々「賃貸住宅に住まうライフスタイル」が重視されていくのではないでしょうか。